
相続時精算課税贈与という選択
相続時精算課税制度は平成15年度税制改正で導入された制度なので、導入されてもう10年以上になります。 どれだけの方がこの制度を利用されているのかはまだ調べていないのですが、詳しくご存じの方はまだ少ない気がします。 贈与自体は年々増加しているようなんですが。...
土地の評価 会社へ貸している場合
相続や贈与といった場合に、土地は評価をしなければなりません。 でも評価も一筋縄ではいかないんですよね。 国税庁が発表している路線価で評価する場合でも 形状や大きさ等も考慮が必要です。 そして、評価した価格からまだ考慮をしないといけないのが、貸付の有無です。...

相続税の申告について
先日の日経新聞にも載っていたのですが、相続税の申告が必要なのに申告をしていないケースがままあるそうです。 なぜ申告しわすれるのか? それは相続税額が発生しなかったからだと思います。 相続税額がなければ申告しても納税はゼロだから申告は必要ない。...

贈与のすすめ
前回も書きましたが、贈与税は相続税を補完するための税金です。 相続税だけの場合だと、生前にすべて贈与してしまえば相続税を払わなくてよくなるからです。 だからといって贈与することが損になるわえでもありません。 もちろん贈与税を多額に払ってまでの相続対策はだめですが、計画的に贈...
贈与税がかからない財産
贈与税がかからない財産の中に相続開始年分の贈与というものがあります。 これは、贈与税は相続税を補完する税だという特徴的なところです。 相続が発生すると、その相続の被相続人(亡くなられた方)から相続・遺贈で財産を取得した方が、その相続開始日から遡って3年以内にその被相続人から...
No.4108 相続税がかからない財産 について
今日は久々に国税庁のタックスアンサーの解説をしようと思います。 相続税がかからない財産 いわゆる非課税財産というやつです。 相続税がかからない財産のうち主なものは次のとおりです。 1. 墓地や墓石、仏壇、仏具、神を祭る道具など日常礼拝をしている物 ...
生命保険金と相続2
生命保険金は現金で受け取れるので便利です。 何が便利かというと、 亡くなられた方の財産は遺言が無い限り、相続人の話し合いで誰が何を取得するかを決めます。 そしてその話し合いの通りに分けていくのですが、例えば預貯金や不動産など名義を変更しなければならい場合は簡単ではないです。...
生命保険金と相続
先日、生命保険金の契約者、保険料支払者、被保険者、受取人の組み合わせによってどの税金の対象になるのかを書きました。 今日は相続の対象となる生命保険金のことで少し知っておいていただきたいことを書いておきます。 まず、事例を。 父、母、子の3人家族...
住宅取得のための資金
来週の2月16日から贈与税の申告も受付がはじまります。 28年中に住宅取得のための資金を贈与してもらったのなら申告が必要ですよ。 住宅取得等資金の非課税制度(以下特例と記載します。)について ときどき勘違いしておられる方があるので書き留めておきます。...

生命保険と税金
生命保険はその契約者、掛金負担者、被保険者、受取人が誰かで課税関係が複雑です。 上の表の登場人物はすべて個人で家族ということで説明します。 実際には契約者が法人や個人事業主の場合もあると思いますが、複雑すぎるので説明を省略します。...